レストラン「猪飼野」では、いくのパークを運営している「ＩＫＵＮＯ・多文化フラット」が行う「子ども食堂」に賛同して「ピザ体験」を実施しました。

多文化フラットの方たちは、「違いがたくさんあることは豊かなこと。誰もが暮らしやすい共生のまちをつくりたい」とさまざまなサポートをされており、子どもたちの居場所づくりの一つとして、子ども食堂を開催しています。

「野のはな」でも、何かできることはないか？と話し合いをして協力させていただくことになりました。今回の子ども食堂は「ピザ体験」。自分でトッピングをしたピザを食べます。使用する野菜やサラダは、パーク内のぐるぐる農園のとれたて新鮮野菜。以前から、店でもバジルなどいろいろな野菜を使っています。

さあ当日。初めての経験です。スタッフもどきどきしながら迎えました。

２日間行われ、小学生から高校生まで延べ74名が参加。地元生野区を中心に大阪市内から集まりました。４名から６名のグループに分かれて、キッチンの中でピザのトッピングを行います。シェフたちも今日は先生です。

「さあ、今からピザを作っていくよー。しっかり話を聞いてね」と掛け声をかけ作り方を説明します。時には子どもたちから「ピザ回せるん？」と質問があり、シェフが空中でピザをくるくる回すと拍手喝采。楽しい光景でした。自分の作ったピザがシェフの手で石窯に投入され、あっという間に焼き上がります。一緒にカットもしました。同時進行で、パスタも出来上がりました。

１グループずつ出来上がり次第食べていきます。あちこちから「おいしいー」の声が聞こえ、みんな大満足の様子。食べ終わるとグラウンドや隣の多目的室でボランティアの方たちと遊んでいました。

今回、子ども食堂に参加し、よい経験をさせていただきました。子どもたちの笑顔にこちらもうれしくなります。

今後もいくのパーク内の方とタッグを組み、さまざまなイベントに協力できればと思います。